イスラエル、ICCに異議

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共同通信
イスラエルのネタニヤフ首相(左)とガラント国防相=2023年10月、中部テルアビブ(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルは20日、パレスチナ自治区ガザ情勢を巡り、戦争犯罪などの疑いでネタニヤフ首相とガラント国防相に対する逮捕状を請求した国際刑事裁判所(ICC)に異議を申し立てた。イスラエル外務省が明らかにした。

 声明は、ICCはガザ情勢に関し管轄権がないと主張。ICCのカーン主任検察官が逮捕状請求前にイスラエルに調査の機会を与えなかったのは違法だとも訴えた。

 ICCは5月、ガザ情勢を巡る戦争犯罪と人道に対する罪の疑いで、ネタニヤフ氏らの逮捕状を請求したと発表した。

 逮捕状が発行されれば、ICCに加盟する124の国と地域を訪問時に逮捕される可能性がある。