ヒズボラ有力幹部を殺害

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共同通信
イスラエル軍の空爆後、上空に立ち上る煙=19日、レバノン南部ティール(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラが使う通信機器の一斉爆発を受け、イスラエルとの国境地帯が急激に緊迫化した。爆発をイスラエルの工作とみるヒズボラの指導者ナスララ師は19日のテレビ演説で報復を宣言。イスラエル軍は20日、レバノンの首都ベイルート南部の郊外を空爆し、ロイター通信によると保健省は8人が死亡、50人以上が負傷したと発表した。治安当局筋は、ヒズボラ有力幹部のイブラヒム・アキル司令官が死亡したと表明した。軍は国境の緊張状態が数日間続くとみて警戒を強める。

 イスラエルメディアは19日、イスラエル軍が国境地帯での交戦に関し複数の計画をネタニヤフ首相に提示したと報じた。