大規模公園が来年夏にオープン ドミノシュガー工場跡地の再開発

 【20日付カーブドニューヨーク】 ブルックリン区ウィリアムズバーグのドミノシュガー工場跡で進行中の再開発計画を担当する不動産開発業者、トゥー・ツリーズ・マネージメントは20日、跡地のウォーターフロントに大規模な公園を建設すると発表した。
 来年の夏完成予定の「ドミノパーク」を設計するのは、マンハッタン区にある空中公園「ハイライン」を手掛けたジェームズ・コーナー・フィールド・オペレーションズで、川沿いに広がる同公園の総面積は6エーカー(約2万4000平方メートル)になる。
 公園内はハイライン同様に高架式の遊歩道が配置され、各所のデザインの一部には、かつて同工場で使用された機械などが組み込まれるという。
 「アーティファクトウォーク」と名付けられた全長450フィート(約137メートル)の同遊歩道は、工場の倉庫跡に沿って造られ、工場内の建物の間をつなぐ通路に着想を得て設計される。歩道の北端には高さ80フィート(約24メートル)のクレーンがそのまま残される。シロップを貯蔵していた円筒形タンクなどもデザインの一部になる。
 同公園には他に、スポーツ競技場や芝生エリア、子ども用の遊び場、飲食スペースも造られる予定。

公園の完成予定図(Photo: Tw o Trees Management)

公園の完成予定図(Photo: Two Trees Management)