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共同通信
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【ニューヨーク共同】各国首脳らが演説する国連総会一般討論で24日、パレスチナ自治区ガザやレバノンを激しく攻撃するイスラエルへの非難が相次いだ。ウクライナ侵攻でロシア批判が相次いだ昨年と異なり、今年はイスラエルの孤立が鮮明化。擁護する米国にも不信の矛先が向けられた。
「自由も権利も尊厳も奪われたパレスチナ人を(イスラエルという)1国に取り込む未来を世界が受け入れられるわけがない」。パレスチナ自治政府のアッバス議長らが見つめる中、国連のグテレス事務総長がイスラエル批判に踏み込んだ。「パレスチナ人の集団懲罰は正当化できない」。ガザ住民の苦しみを語ると、議場に拍手が湧いた。