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共同通信
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【北京、ニューヨーク共同】北朝鮮の金星国連大使は9月30日、ニューヨークでの国連総会一般討論で演説し、北朝鮮核問題で「誰とも交渉しない」と述べた。核保有は自衛のための正当な権利で「国家の威信」だと主張。11月の米大統領選の結果にかかわらず、核問題を巡る協議で譲歩しない姿勢を鮮明にした。
金氏は昨年の演説で「朝鮮半島情勢が核衝突の瀬戸際に近づいている」と述べたが、情勢はさらに危機的だと強調。対北朝鮮で連携を強める米韓の合同軍事演習が緊張を高めていると批判した。
米韓両政府が昨年設立した核協議グループ(NCG)で北朝鮮への核の使用を想定した模擬訓練を実施したことに触れ、こうした脅威が北朝鮮の核保有に関する決断をさらに強固なものにしていると責任転嫁した。