グリーンカードの抽選について JINKEN.COM事務局

 

グリーンカードの抽選について

JINKEN.COM事務局

 

多くの国から移民を受け入れているアメリカでは、抽選によりグリーンカード(米国永住権)取得ができるというプログラム*があります。今回はグリーンカード抽選サポート、当選後の手続きサポートなどを行っているJinken.com, Inc. にお話しを伺います。

※アメリカの移民多様化プログラム(Diversity Immigrant Visa Program, DV抽選)

 

グリーンカード抽選の基本情報

 

グリーンカード抽選とは、アメリカ政府の公式の制度として25年以上前から実施されているプログラムです。はじめに、このプログラムはグリーンカードをすぐに取得できる抽選ではないことをご説明いたします。この抽選の当選者には、まずダイバーシティ イミグラントビザ(DV)という移民ビザを取得する選択権が与えられます。その後、日本などの出生国や滞在国のアメリカ大使館等で書類審査、面接といった過程を通過し、ダイバーシティビザを取得したのち、定められた期間内に渡米する必要があります。ダイバーシティビザを持って渡米後の入国審査を無事に通過することで、グリーンカード保持者として正式に認められるというプロセスになっています。応募期間については、例年10上旬から11月上旬で、今年は10月2日から*11月7日午後12時(米東部時間)までです。現在応募して当選した場合、書類審査、面接など様々な手続きを経て2026年度のダイバーシティビザを取得することができます。

ダイバーシティビザの発行数は、一年間に全世界でおよそ5万5千です。2025年度ダイバーシティビザの日本人の当選者数は、149口となっています。当選者の配偶者やお子さんにもビザが発行されます。

応募締め切りが11月7日午後12時(米東部時間)まで延長されました

 

応募資格などについて

 

まず、このプログラムは応募者の国籍ではなく、出生地が重要となっており、対象国で生まれていることが前提となります。対象外国となる国は、過去5年にわたって受け入れた移民の出生国のバランスを考慮し定められています。日本は例年対象国となっていますが、出生国が日本以外の場合、毎年、対象外国は異なりますので、公式ホームページで確認をしてください。

その他、小、中、高の普通課程を卒業していることが条件となっています。しかし、これらの卒業履歴がなくても、一定の職業要件を満たしていることで、応募資格を得られます。

 

応募についての注意点

写真はイメージ

応募は全てオンラインで行われます。スマートフォンから無料で抽選応募できることもあり、一見気軽に始められそうですが、出生地や本籍地など曖昧な情報を入力してしまうと、それらのデータは全てアメリカ政府機関に保存されることとなります。抽選に当選しても、その後の書類審査や面接で間違っている箇所を修正しなければなりません。最悪の場合、修正は認められず家族全員のビザ申請が却下となることもありますので、オンライン上の情報登録は、パソコン画面上で、あらかじめテキストデータで準備した必要情報をコピー&ペーストするなどして、確認しながら進めることを推奨します。応募の最終提出後は、オンラインでの情報訂正は一切できません。

 

申請で気を付けるべきポイント

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フォーマットはJPEG、容量は240KB以下です。撮影期間、背景と顔の比率や頭部の映り込み位置、背景の色など細かな規定があります。万が一、規定外の写真を添付した場合、応募が無効となります。

本籍地と出生地
応募者の中には、本籍地と出生地は必ず同じだと思い込んでいる方が少なくありません。出生地はあくまでも、実際に生まれた場所であり、日本国籍者であれば戸籍に記載されています。出生地の確認方法は、国によって異なります。

名前の英語表記
たとえば「し」「ち」のローマ字のH、ら行にRではなくLを使っている、「大」をOO、OU、OHと表記するなど、パスポートのローマ字表記と申請書類の表記が異なっている方がいらっしゃいます。パスポートを確認し、一貫性を持って名前を記入します。

誕生日の表記
西暦での年号が間違っている方がいらっしゃいます。また、アメリカでの生年月日の表記は月/日/年です。日/月/西暦の順ではありませんので、気をつけてください。

 

トラブルについて

写真はイメージ

毎年必ず問い合わせをいただくのは、グリーンカード抽選に絡んだ詐欺被害です。詐欺の多くは電話でのやり取りで行われています。グリーンカードを取得するプログラムやこれからの手続きに関する資料などを高額で売りつけられます。最初は数万円から始まるため、気が付きにくく、やりとりを進めるうちに数百万円に膨れ上がります。本来、応募は無料であり、代行申請を依頼する場合でも電話でクレジットカード情報を聞かれることはありません。

 

JINKENのサポートについて

JINKENは2000年に設立したグリーンカードサポートをメインにしている米国法務行政事務ポータルサイトです。代表はカリフォルニア州に登録している現役日本人弁護士ですので、代表者自らが弁護士および法律事務所代表として培ってきたノウハウをいかし、応募者それぞれにあったサポートを提供させていただいています。当社のサポートサービスを利用することで、確実な応募やデータ保管、結果の確認のみならず、当選した後の手続きの全てを日本語で進めることが可能です。海外での滞在歴が長い方々からもご信頼をいただいております。

JINKEN.COM事務局
i@jinken.com
https://jinken.com/momsusa/

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