パークスロープがNY市内トップ 全米学区域ランキング発表

 

パークスロープがNY市内トップ

全米学区域ランキング発表

 

ニューヨーク市内でトップにランキングされたブルックリンの第13学区にあるPS 282の公式インスタグラム(@ps282parkslope)よりスクリーンショット=2024年9月30日
教育関連プラットフォーム Niche が、2025年度の全米学区域ランキングを発表した。ニューヨーク市内ではブルックリンのパークスロープとプロスペクトハイツをカバーする第13学区がトップ。州内ランキングでも33位だった。SIライブズ・ドットコムが10日、伝えた。
 
Niche は全米で公立の9万3000校、私立の3万校を分析。1万1000を超える学区域をランク付けした。通常のランク付けがテストのスコアや学力に偏向しているのに比べ、現役学生、卒業生、保護者などからの意見も加味。さらにアメリカ教育省などからの教員、リソース、施設、課外授業などに関するデータを入手し、総合的に判断している。

ブルックリンの第13学区は総合評価がA+。教員、ダイバーシティ、大学受験準備も全てA+の高い評価を受けている。教育の質、リソースおよび施設、学校経営、クラブ課外活動はAだった。ただしスポーツはBー。食事はC+だった。

次いで市内第2位は、マンハッタンの第1学区(州内ランキング76位)だった。第3位はマンハッタンの第2学区(同86位)。クイーンズの第26学区(同90位)、ブルックリンの第22学区(同92位)と続く。市内第6位はスタテン島の第31学区(同96位)。以下、マンハッタンの第3学区(同106位)、マンハッタンの第4学区(同138位)、クイーンズの第25学区(同143位)、ブルックリンの第20学区(同153位)が市内のトップ10学区域となっている。

Nicheのランキングは、ボーディングスクール、チャータースクール、マグネットスクールを含む学区域内の状況が詳しく理解できて参考になる。STEMや芸術関係の特化した学校の紹介もある。詳しくはホームページを参照。
 
編集部のつぶやき「日本もアメリカも同じ」
 
将来のベビー誕生に備えて優良学区に引越そうとしのぎを削るのは日本もアメリカも同じ。ブルックリン・パークスロープが不動産ブームになったのはもう20年ほど前ですが、その頃から、ママたちの熱い視線が注がれていたのですね。ちなみにニューヨーク近郊で優良学区なのは泣く子も黙るウエストチェスターのスカースデール。住宅価格は平均160万ドルで、これは全米平均の約6倍だそうです。(驚AK)。

関連記事

→ニューヨークの最新ニュース一覧はこちら←

タグ :