憲法9条に自衛隊、解釈懸念

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共同通信
公明党の石井啓一代表

 公明党の石井啓一代表は15日のNHK番組で、憲法への自衛隊明記は重要だとしながら「9条に書くと、従来の1項、2項の憲法解釈が変わってくる懸念がある」と述べ、憲法の統治機構の中に位置付けるのが望ましいとの認識を示した。

 自民は9月、現行の9条1、2項を維持した上で、自衛隊を追記する案を軸とする論点整理をまとめている。石井氏は「自民とよく協議していきたい」と語った。