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共同通信
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東京・歌舞伎町などのホストクラブの運営会社やホストら約30人に対し、東京国税局が計約20億円の所得隠しを指摘していたことが31日、関係者への取材で分かった。ミクロネシア連邦の法人に「ノウハウ使用料」を支払ったように見せかけるなどしていた。いずれも重加算税を含め運営会社側は計約2億円、ホストらは計数億円をそれぞれ追徴課税されたとみられる。
関係者によると、運営会社は「冬月グループホールディングス」を展開する「FG」(東京)で、関連する店舗運営会社8社と合わせて所得隠しを指摘された。
FGのホームページによると、30店舗を展開。ホストら1300人以上が在籍する「業界最大手」としている。