米、人権派弁護士の実刑非難

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共同通信
米国務省

 【ワシントン共同】米国務省は10月31日の声明で、中国の人権派弁護士の余文生氏と妻許艶氏が29日に国家政権転覆扇動罪などで実刑判決を言い渡されたことを不当だと非難し、無条件の即時釈放を求めた。

 国務省は「人権や法の支配を訴える人々を黙らせようとする中国の継続的な取り組みだ」とした。2人は昨年4月、北京の欧州連合(EU)代表部に向かう途中で連行された。罪に当たる具体的な行為は明らかにされていない。