【16日付NY1】アンドリュー・クオモ知事の支持率が、ビル・デブラシオ市長の支持率を上回っている。NY1とニューヨーク市立大学バルーク校が共同で実施した世論調査で明らかになった。何かと対立が目立つ知事と市長だが、世論調査によれば知事の支持率は58%で、市長よりも5ポイント高かった。ただし昨年12月の調査時と比較するとわずかに減少していた。
知事は同調査で、共和党員を除く全ての層から高い支持を得ていた。「知事が2020年の次期大統領選に出馬したら」と仮定した質問で、トランプ大統領が就任する前の昨年12月の調査時には「反対」の回答が多かったが、今回の調査では56%が「賛成」と答えている。この質問でも共和党員を除く全ての層が出馬を支持していた。一方、市長が大統領選に出馬することへの賛成は29%で、58%が反対だった。
キルステン・ジルブラント上院議員(民主)が大統領選に出馬した場合の支持率は24%で、反対は43%だった。同議員は大統領選への出馬を否定しているが、知事の出馬については好意的な意見を述べていた。出馬がうわさされる知事は、現在のところ意向を明らかにしていない。