【16日付NBCニューヨーク】NYPDは16日、少女らに報酬を渡して淫らな行為をしたとしてクイーンズ区の音楽学校校長を児童買春容疑で逮捕した。
ロング・アイランド・シティ・アカデミー・オブ・ミュージックの創設者であり音楽教員でもあるオリバー・ソーンゲン容疑者は仲介人を通して少女を探し、2013年ごろから買春していた容疑が持たれている。同容疑者は仲介人に「少女」をリクエストしていたといい、相手は主に15歳から17歳の女子中高生で、最年少は8歳だった。NYPDによると、同容疑者は少女らに直接テキストメッセージを送り、自ら交渉することもあったようで、公開されたテキストメッセージには8歳と13歳の少女2人に1600ドルを支払う代わりに性行為を要求する内容が書かれていた。
被害者の数は現在特定されておらず、同校の生徒がいたかどうかは不明。
NYPDは昨年から捜査を開始し、覆面捜査官が15歳の女子高生に扮して同容疑者と連絡を取り合っていた。そのやり取りの中でも同容疑者は、「一度会って性行為をしないか」と持ち掛けていた。
ドイツ出身の同容疑者は、27年前にオハイオ州のクリーブランド音楽院の奨学生として米国に移住した。