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共同通信
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【ワシントン共同】南太平洋フィジーを訪問したオースティン米国防長官は23日、フィジーと地位協定の交渉を開始したと明らかにした。同国のランブカ首相と共同記者会見し、協定締結により「フィジーを支援するための部隊の派遣と再配置が可能になる」と述べた。太平洋の島しょ国は戦略的な重要性を増しており、影響力拡大を目指す中国をけん制する狙いがある。
米国防長官のフィジー訪問は初。オースティン氏はフィジー軍の小型武器を増強するため490万ドル(約7億5千万円)を提供する方針を表明。燃料や医薬品の効率的な輸送、緊急時の設備使用などを盛り込んだ兵たん分野での協力強化が目的の協定に署名した。