27歳の大関琴桜が初優勝

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共同通信
大相撲九州場所で初優勝を果たし、日本相撲協会の八角理事長(手前)から賜杯を受け取る琴桜=24日、福岡市の福岡国際センター

 大相撲九州場所は24日、福岡市博多区の福岡国際センターで千秋楽を迎え、東大関琴桜(27)=本名鎌谷将且、千葉県出身、佐渡ケ嶽部屋=が14勝1敗で初優勝を果たした。西大関豊昇龍との相星決戦を制した。

 佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の長男の琴桜は今年1月の初場所後に大関昇進。夏場所から祖父で元横綱のしこ名を受け継いだ。今年は初の年間最多勝も達成。9年前に初土俵を踏んだ九州場所で悲願を遂げ、飛躍の一年を締めくくった。