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共同通信
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旧ソ連ウクライナで1986年に起きたチェルノブイリ原発事故に伴う健康被害に苦しむ子どもたちへの支援を続ける市民団体「チェルノブイリ子ども基金」が2025年版「救援カレンダー」の販売を始めた。ロシアによるウクライナ侵攻で、事故の被災地域で暮らす人たちの苦しみは増しており「一日も早く、全ての子どもと家族に平和な日常と笑顔が戻るように」と願いを込める。
被災地域では子どもたちが脳腫瘍やがんなどの重い病気にかかるケースが今も続いており、基金は1996年からウクライナとベラルーシで子どもたちを保養施設に招くプロジェクトを続けてきた。
25年版カレンダーには今年の保養に参加して笑顔を見せる子どもたちの写真が多く使われている。見開きA4判で1部千円(送料別)。収益はチェルノブイリ事故のほか、東京電力福島第1原発事故で被災した子どもたちの支援にも充てる。問い合わせ、申し込みは同基金、電話とファクスいずれも03(6767)8808。メールアドレスはcherno1986@jcom.zaq.ne.jp