能登で震度5弱、被害確認進める

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共同通信
道の駅「とぎ海街道」で倒れた仮設商店街の看板=27日午前、石川県志賀町

 石川県能登地方で震度5弱を観測した地震を受け、石川県や地元自治体は27日、被害の確認を進めた。同県津幡町では転倒した70代女性が顔を打って負傷。能登では5弱以降も地震が相次ぎ、元日の能登半島地震から復旧を進める被災地に再び不安が広がった。

 JR西日本によると、地震の影響で北陸新幹線は黒部宇奈月温泉(富山県)―越前たけふ(福井県)間で運転を見合わせ、約20分後に富山―金沢間を除いて再開。線路を点検し、27日午前2時35分ごろ富山―金沢間も再開した。約630人に影響した。27日の運行は始発から通常通り行った。

 石川県によると、羽咋市が避難所を開設した。