「スーパーマーケットの工夫を
たくさん学んだよ」
NY育英学園全日制部門小学部
ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージ州イングルウッドクリフス、岡本徹学園長)の小学部3年生は10月29日、ニュージャージー州エッジウォーターにあるミツワマーケットプレイスで社会科校外学習を行った。スーパーマーケットで働く人たちの仕事を見学し、消費者の多様な要望に応えるためにどのような工夫をしているのかを理解するとともに、日常生活と小売業のつながりを知ることが目的。
子どもたちはまず、駐車場や商品の搬入口を観察。そこに施された工夫に気付いたりその理由を考えたりした。売り場でも商品の陳列方法に隠されたさまざまな工夫を知ることができ、バックヤードでは野菜の袋詰作業などを見て、消費者の立場では知ることができない店を支える人たちの努力を目の当たりにした。
従業員へのインタビューでは「どのくらいお客さんが来るか」と質問。「日本人のお客さんだけでなく、週末は現地の人もたくさん買い物に来てくれる。お客さんに喜んでもらうために、値段の付け方を工夫したり、人気の商品を目立たせて売り場に並べたりしている」との説明を、子どもたちは興味深そうに聞いていた。
見学を終え、学校に戻ってからはインタビューや見学で得た学びを新聞にまとめる事後学習を行なった。新聞は現在、ミツワマーケットプレイス店内に掲示している。(情報・写真提供:ニューヨーク育英学園)