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共同通信
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【エルサレム共同】イスラエル軍は28日、レバノン南部にある親イラン民兵組織ヒズボラの関連施設で戦闘員の活動を確認し、空爆したと発表した。27日のレバノン停戦発効後、イスラエル軍がヒズボラを空爆したのは初めてとみられる。大規模な交戦には発展しておらず、おおむね停戦は保たれているもようだ。
イスラエル軍によると、施設はヒズボラがロケット弾の貯蔵に使用していたという。レバノン軍は28日、停戦後にイスラエル軍が複数回、停戦合意を破っているとX(旧ツイッター)で訴えた。
イスラエルのメディアによると、ネタニヤフ首相はインタビューで、軍に対し、ヒズボラが停戦を破った場合に激しく攻撃する準備をするよう指示したと述べた。国内の強硬派にアピールする狙いもあるとみられる。
イスラエルとヒズボラは昨年10月から国境を挟んで交戦し、イスラエル軍は今年9月末にレバノン南部に地上侵攻した。双方は60日間の停戦で合意し、レバノン軍が停戦監視のためレバノン南部への部隊展開を始めた。