被爆者の小峰秀孝さん死去

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共同通信
小峰秀孝さん

 長崎市出身の被爆者で、長崎原爆被災者協議会副会長の小峰秀孝(こみね・ひでたか)さんが11月24日午前9時33分、食道がんのため長崎市の病院で死去した。83歳。長崎市出身。葬儀は近親者らで行った。

 4歳で爆心地から約1.5キロの自宅近くで被爆した。原爆の熱線でやけどを負い、ケロイドで右足が変形。戦後も差別に苦しんだ経験をまとめた自分史を出版した。語り部活動や平和運動に長年携わり、2019年に副会長に就任した。