音楽家としての体の使い方 ファンク・フィジオセラピー

 山田流筝曲・三味線奏者でコンテンポラリシンガーの金子純恵さんが1日、フィジカルセラピークリニック「ファンク・フィジオセラピー」でコンサートを開催した。同クリニック院長の高田洋平さんによる「音楽家としての最適な体の使い方講座」も併せて行われた。
 金子さんが琴曲「鳥のように」や三味線曲「去来」を演奏した後、高田さんが首の位置や体の重心と支点の置き方など、演奏中の体の使い方を例に、日常生活の中で生かせる姿勢の改善点を紹介した。高田さんは、「演奏中にかかる負担はアスリートと同じ」と話した。
 最後は「ベストな姿勢」に改善された金子さんが琴曲「鷺娘」を演奏した。

演奏する金子さんと身体の使い方を解説する高田さん

演奏する金子さんと身体の使い方を解説する高田さん