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共同通信
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【ブリュッセル共同】フランスのマクロン大統領を支える中道政党「民主運動」トップのフランソワ・バイル氏(73)が13日、フランスの新首相に就任した。今年に入り4人目の首相。6~7月の国民議会(下院)総選挙以降続く政治混乱の収拾が最大の課題となる。
バルニエ首相率いる内閣が5日に総辞職したことを受け、マクロン氏が13日にバイル氏を新首相に任命した。バルニエ氏から引き継ぎを受けたバイル氏は記者団に、財政問題などに取り組む姿勢を強調。「成功よりも困難に直面する可能性の方がはるかに大きいことを知っている」と語った。
欧州では、フランスと共に欧州連合(EU)をけん引するドイツでも11月に連立政権が崩壊。ロシアのウクライナ侵攻への対応など課題が山積する中、独仏の国内政治によるEUへの影響が懸念されている。