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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は14日の動画声明で、自国軍が越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州に、ロシア軍が「かなりの数の北朝鮮兵」を戦闘に投入し始めたと述べた。目立った数の死傷者も出ていると述べたが、暫定的な情報だとして規模には言及しなかった。「戦争に別の国を引きずり込んだ」とロシアを非難した。
ロシアの一部軍事ブロガーはクルスク州で北朝鮮兵が初めて戦闘に参加し、集落の奪還作戦に加わったと13日までに通信アプリに投稿した。ロシア側から北朝鮮兵の参戦情報が出てくるのは珍しい。
ゼレンスキー氏は「これがエスカレーションでなければ何がエスカレーションなのか」と述べ、プーチン大統領が戦争を拡大していると訴えた。
北朝鮮兵の役回りは不明だが、ロシアの部隊に組み込まれ、他の戦線にも投入される可能性を示唆する情報があるとも語った。
ゼレンスキー氏は1日の共同通信との会見で、ロシアに派遣された北朝鮮兵は約1万2千人だと説明。ロシア兵の「弾よけ」として、今後数万人が派遣されるとの見通しを示した。