新橋ビル爆発で書類送検へ

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共同通信
爆発があった現場付近=2023年7月、東京・新橋

 2023年7月に東京・新橋の雑居ビル2階に入る飲食店が爆発し、5人がけがをした事故で、警視庁は業務上過失傷害と業務上失火の疑いで、工事をしていた現場責任者の30代男性と60代の男性作業員を17日にも書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で16日、分かった。

 爆発は23年7月3日午後3時15分ごろ発生。2階にいた飲食店の男性店長と女性従業員らが重軽傷を負った。

 男性店長は「たばこを吸おうとライターの火を付けたら爆発した」と説明。捜査関係者によると、2階の天井と3階の床の間を通るガス管の接続部分から漏れ出したガスが2階に充満し、引火して爆発したとみられる。