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共同通信
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自民党旧安倍派に所属した萩生田光一氏(東京24区)は18日の衆院政治倫理審査会で、派閥裏金事件を巡り、2003年の衆院初当選時に、派閥事務総長から、政治資金パーティー券販売ノルマ超過分を政治活動費として返すとの説明を受けたと明らかにした。22年に資金還流の中止、再開を決めた幹部協議には一切関与せず、報告を受けた事実もないと述べた。
萩生田氏は安倍晋三元首相の側近。22年7月に派閥会長だった安倍氏が死去後、有力者「5人組」の一人として同派を支えた。昨年8月末に、会長不在のまま同派常任幹事に就いた。
萩生田氏は、常任幹事になるまで会計処理などに関し知り得る立場になかったと主張した。