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共同通信
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自民党派閥裏金事件に関する衆院政治倫理審査会が19日開かれた。旧安倍派の宮下一郎元農相は、派閥の政治資金パーティー券販売ノルマを超えた分の還流が始まった理由や、2022年の中止決定後に再開された経緯について「まだやぶの中にある。真相解明してほしい」と弁明した。石破茂首相は再調査に否定的な姿勢を崩していない。
政倫審には福田達夫幹事長代行も出席。還流資金を政治資金収支報告書に不記載としたのは「派閥事務局から記載しないよう指示があり、従った」と述べた。