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共同通信
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自民党大阪府連は22日、会長に青山繁晴参院議員(72)=全国比例=を選出した。府連所属ではなかった国会議員の起用は異例。大阪では10月の衆院選をはじめ、日本維新の会に押されて党勢の低迷が長期化する。てこ入れ策も不発で、会長のなり手も不足。反転攻勢の兆しをつかむため、青山氏の高い知名度にすがった形だ。
大阪市で開かれた府連大会で承認。記者会見した青山氏は、市町村の首長選や議会選を念頭に「まずは足元からだ」と党勢回復への意欲を語った。維新の看板政策「大阪都構想」には反対を表明した。
青山氏は大阪市に事務所を構え、国会議員の党員獲得数で3年連続1位。