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共同通信
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【テヘラン共同】シリア暫定政府を主導する過激派「シリア解放機構(HTS)」のアハマド・シャラア(通称ジャウラニ)指導者は23日、首都ダマスカスでカタール政府高官やヨルダンのサファディ外相と会談した。地元メディアなどが報じた。22日にはトルコのフィダン外相とも会うなど外交を活発化。内戦で荒廃した国土の再建に向け支援を得る狙いがある。
シャラア氏はカタール政府高官との会談後の記者会見で、カタールがシリアに大規模な投資をする用意があると表明したことを説明。シャラア氏は「最も重要なのはエネルギー分野だ」と強調し、天然ガスが豊富なカタールに期待を寄せた。
シリア暫定政府のシェイバニ外相も23日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブドラ外相と電話で会談。UAEの国営首長国通信によると、アブドラ氏はシリアの統一維持の重要性を強調した。