ライフルを合法的に入手 ブロンクス区の銃乱射事件

 【2日付ニューヨークポスト】ブロンクス区のブロンクス=レバノン・ホスピタル・センターで6月30日、男がライフルを乱射し医師1人が死亡、6人が負傷した事件で、捜査当局は2日、容疑者の男がニューヨーク州都のオールバニ近郊でライフルを合法的に購入していたことを明らかにした。
 同病院に勤めていた医師のヘンリー・ベロ容疑者は6月20日、スケネクタディ市の銃砲店「アップステート・ガンズ・アンド・アモ」でセミオートマチックのライフルAM-6を購入している。同店の店主、クレイグ・サラフィーニさんは「店の従業員は皆、連邦および州の法律を遵守し、事前の確認を徹底して行う」と話す。
 1日には、同容疑者の住んでいた同区のアパートで事件に使われたライフルのケースが発見された。
 同容疑者はライフルの他にガソリンの入ったジュースの容器も所持し、銃を乱射した後、ナースステーションに火を付け、ライフルで自分の胸を撃って自殺した。同病院を解雇された遺恨が今回の事件の動機とみられている。