4歳女児が流れ弾受ける ブロンクス、口論から銃撃戦に

 12日午前11時45分ごろ、ブロンクス区モリサニアで銃撃戦が発生し、4歳の女児が流れ弾を受けた。
 女児の母親の交際相手とされるフレデリック・フィールダー被告(33)とジェームズ・トーマス被告(57)は、167丁目とクレイアベニューの路上で口論の末、銃を取り出し打ち合いを始めた。2人は合計19発を発砲。そのうちの数発が女児に当たった。2人も銃弾を受け負傷し、女児とフィールダー被告は同区のリンカーン病院に、トーマス被告は同区のブロンクス=レバノン・ホスピタル・センターに運ばれた。3人とも命に別状はないという。女児の氏名などは公表されていない。
 2人は暴行、武器の使用、危険行為などの容疑で逮捕、起訴された。捜査当局は、2人以外に銃撃戦に加わった人物がいないか捜査を進めている。
 フィールダー被告は窃盗や武器の所持、暴行などで前科9犯、トーマス被告も窃盗や麻薬の所持、殺人未遂などで前科7犯。2人は対立するギャングのメンバー同士であるとも報道されている。