【17日付CBSニュース】ニューヨーク州ロングアイランド湾で16日、溺れかけていた子ジカをイヌが救出した。
子ジカの命を救ったヒーローは6歳のゴールデンレトリバー、ストーム。ストームは穏やかな性格のため、飼い主のマーク・フリーリーさんは子ジカが溺れている現場を目撃したときのストームの勇敢さには本当に驚かされたという。「ストームは躊躇することなく海に飛び込んだ後、子ジカが溺れていたところまで泳いで行き、子ジカをくわえて戻って来た」とフリーリーさんは救助の様子を振り返る。ストームは子ジカを砂浜まで引き上げ、問題はないか確認するように子ジカの隣に座ったという。
フリーリーさんはすぐに動物の専門家を呼んだが、驚いた子ジカはまた海に飛び込み、そこから2度目の救出劇が始まった。フリーリーさんとアニマルレスキュー隊のフランク・フロリディアさんが泳いで子ジカを救出したが、フリーリーさんは「砂浜に戻ったときには立っているのもやっとだった。想像以上に大変だった」と話す。
子ジカにはダニが寄生し、目に傷を負っていたが、回復するまで地元の動物保護センターで飼育される。