【2日付amニューヨーク】人気ラッパーのドレイクさんが、抹茶を提供するカフェとして注目を浴びているブルックリン区の「マッチャバー」に投資したことが2日、明らかになった。投資額は明らかにされていない。
2014年にオープンした同店は、愛知県西尾市から直輸入した抹茶を使った飲み物の他、ソフトクリーム、マカロン、ドーナツなどのスイーツが並ぶ。ドレイクさんが同店のスポンサーとして投資することと同時に、同店のボトル入り飲料を9月から小売大手ホールフーズの全店舗で販売することも発表された。同店の創設者、グラハム・フォータングさんによると、同社のコンセプトは「頑張る人にご褒美を」であり、「ファンに愛され、いつもアーティストとして頑張っているドレイクさんほどわが社のコンセプトに合う人はいないと思い、共に事業を展開していくことになった」と話している。
抹茶にはエスプレッソとほぼ同量のカフェインが含まれるが、フォータングさんは、エスプレッソはカフェインが一度に体内に放出されるが、抹茶は3から4時間かかるためより飲みやすいと強調した。
同店は現在、ブルックリン店の他マンハッタン区チェルシーとカリフォルニア州ロサンゼルス市に2店舗ある。