地下に眠る移民ストーリー カタコンベを公開

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 マンハッタン区ノリータにある旧セントパトリック大聖堂のカタコンベ(地下墓地)が一般公開されている。同墓地には1800年代初頭からニューヨーク市を代表するレストランの1つとして知られる「デルモニコス」の創業者一族や市政を支えたジョン・ケリーなどが眠る。同大聖堂は2013年に修復工事を開始し、今年2月に終了。工事終了に伴い、一般公開を決定した。
 同墓地のツアーを主催するトミー・ウィルキンソンさん(47)=写真右下=は本紙の取材に、「ここにはニューヨークの歴史を作ってきたアイルランドやイタリア系移民たちの物語が眠っている」と語った。
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旧セントパトリック大聖堂(右上)のカタコンベ(左)のツアーを主催するトミー・ウィルキンソンさん(右下)(photo: Akihiko Hirata / 本紙)

旧セントパトリック大聖堂(右上)のカタコンベ(左)のツアーを主催するトミー・ウィルキンソンさん(右下)(photo: Akihiko Hirata / 本紙)