【４日DNAインフォ】不動産情報サイト、プロパティーシャークが発表した最新の調査結果から、マンハッタン区ハーレムのタウンハウスの価格が同区内の他地域と比べ急騰していることが分かった。
今後10年で、ハーレムの住宅価格はミッドタウンやダウンタウンと等しくなると予想されており、同調査を担当したアンドラ・ラスさんは、「ハーレムの住宅価格の伸び率は年間15％。他地域の５％と比べて３倍だ。このペースで上昇し続ければ、ハーレムと他地域の住宅価格の差は2028年にはなくなるだろう」と話している。また、同年までにハーレムの１平方フィート（約0.1平方メートル）当たりの価格は3102ドル（約34万円）まで上昇し、他地域の平均2132ドル（約23万円）を超えることも予想される。
09年から17年にかけてハーレムの住宅価格は171％上昇し、同区内で最も上昇率が高かった。しかし、１平方フィート当たりの価格は現在642ドル（約７万円）で、他地域の平均1838ドル（約20万円）と比べるとまだ安い。
ラスさんは「急騰しているとはいえ、まだ他地域よりは手の届きやすい物件が多い。ただし、かなりの速度で値上がりするだろう」と予想している。
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