【26日付DNAインフォ】ニューヨーク大学フォーマンセンターが今週発表した人口調査によると、ニューヨーク市内で、ニューヨーク州生まれの住民の割合が最も高いのは、スタテン島であることが分かった。スタテン島住民の約70%が州内で生まれており、約50%のブロンクス区がこれに次いだ。スタテン島では推定人口47万6015人のうち36万4652人が、またブロンクス区では推定人口150万人のうち73万2924人が州内出身だった。
州内出身者の数が最も多いのは、130万人のブルックリン区だが、人口に占める割合では約49%。クイーンズ区では123万人が州内で生まれているが、人口に対する割合は約45%だった。最も少ないのは68万9470人のマンハッタン区で、人口に占める割合は約42%だった。
市で、州内出身者が最も多い地域はスタテン島の南岸で、住民の約80%が該当する。一方、最も少ないのはクイーンズ区のサニーサイドとウッドサイドで、約34%だった。
スタテン島では移民の割合が約24%と、市で最も低い。一方、移民の割合が最も多いのは、約47%のクイーンズ区だった。