NY市長選討論会 ここにもトランプ氏の影

 ニューヨーク市長選の候補者による公開討論会が10日、マンハッタン区アッパーウエストサイドのシンフォニースペースで開催され、ビル・デブラシオ現市長(民主)、州議会のニコル・マリオタキス下院議員(共和)、テレビ司会者のボー・ディエトリさん(独立)がホームレス、地下鉄、犯罪、刑務所内での暴行、低所得者向け住宅など市が直面する問題について意見を交わした。
 同下院議員は「大統領選挙でトランプ氏に投票したと市長は(自分のことを)非難するが、それは自らの失政から目をそらせるため」と反論。ディエトリさんは「嘘つきな自己愛者に投票し後悔」としながらも、大統領に対する市長の態度を批判した。