【13日付メトロニューヨーク】「運転中にイライラして危険運転をする『ロードレイジ』を最も起こしやすいのは、ニューヨーカー」との調査結果がこのほど発表された。
ドイツの自動車部品小売チェーン、kfzteile24は、世界100都市1000人のドライバーを対象に道路の混雑度、ガソリンや駐車代金、道路の状態などを調査し、「運転が快適・不快な世界の10都市」を作成。全米の主要都市でロードレイジが最も多かったのはニューヨーク、最も少なかったのはワシントン州シアトル市だった。世界ランキングでは、ニューヨークはワースト9位。最悪はロシアのサンクトペテルブルク市だった。
「運転は下手をすれば死につながる。だから不安になる」と話すのは、アンガーマネージメント(怒りの抑制)を専門とするセラピスト、レイチェル・マクデイビッドさん。「車は閉鎖された空間。他人のことを考えられずロードレイジを引き起こす」と分析する。マクデイビッドさんは、運転中にイライラしたり手が汗ばんできたりしたら、まずは深呼吸することを勧めている。「お腹に息をたくさん吸い込んで、ゆっくりと吐き出す。気持ちが落ち着いて冷静に考えられるようになる」とアドバイスしている。