なくてはならないレストラン NY市から3軒リスト入り

 【8日付イーター】グルメ情報サイト、イーターが8日、全米の高評価レストラン38軒をまとめた「米国になくてはならないレストラン」を発表した。このリストは、レストラン評論家のビル・アディソンさんが全米を回って集めた情報を基に毎年作成。今年はニューヨーク市内から3軒がリスト入りを果たした。
 3軒のうちの1軒は、マンハッタン区イーストビレッジにあるアメリカ料理の老舗、「プルーン」。「メニューには、シェフでオーナーのガブリエラ・ハミルトンさんの食欲と記憶、想像力そして興味が詰まっている」とディソンさん。もう1軒は、同区ソーホーのフランス料理店「ル・クークー」。オーナーのステファン・スターさんとシェフのダニエル・ローズさんについてアディソンさんは、「ヨーロッパのエレガンス」を体現していると評価した。
 最後の1軒は、クイーンズ区フラッシングの「ダンプリングギャラクシー」。アディソンさんは辛味の効いた牛や豚とセイヨウアサツキのダンプリング(ギョーザ)を推薦、メニューにある100種類もの中華料理については、「シェフのヘレン・ユーさんの素材に対する感覚は、ゴッホがキャンバスに絵の具を塗るようだ」と表現している。

フレンチレストラン「ル・クークー」(photo: Lou Stejskal)

フレンチレストラン「ル・クークー」(photo: Lou Stejskal)