NY市報道官がシカゴピザ絶賛 ツイッターに反論続々

 【14日付NBCニューヨーク】ニューヨーク市長室のエリック・フィリップ報道官がシカゴ市のディープ・ディッシュ・ピザを、「全米一。群を抜いている」とツイッターで称賛し、物議を醸している。
 同報道官は、ノースウェスタン大学とウィスコンシン大学の出身で、中西部になじみが深い。そのためか、「ニューヨーク市にもおいしいピザはたくさんある。だが、私はシカゴスタイルが好きだ」と正直にツイート。さらに、「市長の報道官がどんなピザを好もうと、気にする人がいるわけがない」と続けた。
 これに対する反論がツイッターに続々と投稿された。「ここに住んでいるだけでは、ニューヨーカーとは言えない」「市長の報道官なのに、偉大なニューヨーク市を裏切った。パン生地の器にトマトスープが入っているのはピザとは呼べない。最悪だ」などという批判があった。ただし、シカゴのラーム・エマニュエル市長は、「誰でも知っていることが確認された」とエールを送った。
 市政の関係者がピザに関して物議を醸したのは今回が初めてではない。2014年、ビル・デブラシオ市長がスタテン島で、薄皮で大きいニューヨークスタイルのピザをナイフとフォークを使って食べ、ひんしゅくを買っている。

Eric Chan

Eric Chan