【27日付イーター】イタリアで最も有名なピザ職人が27日、マンハッタン区にレストランをオープンし、話題になっている。
ジーノ・ソルビッロさんはピザの本場ナポリで3軒のレストランを経営、店は連日長蛇の列ができるほどの人気だ。ニューヨーク進出はソルビッロさんにとって長年の夢だったといい、同区ノーホーに、ジーノ・ソルビッロ・ピッツェリアを開けた。
同店で提供するナポリピザは、精製度の高い「00」の小麦粉と肉厚でうまみの多いサン・マルツァーノ・トマトのソースを使う。まき釜で焼き、柔らかく軽い食感が特徴だ。定番は、ナポリが発祥というマリナーラソースにバジルとモッツアレラチーズをトッピングした「マルゲリータ」。その他にマリナーラソースだけのシンプルなピザから、黒トリュフとモッツアレラチーズ、うずらの卵を使った「アルバ」などメニューは豊富。ミートラグーのパスタや、揚げたミートボールなどピザ以外のメニューも魅力的だ。
ソルビッロさんのうわさは開店前から広がり、既にシェフのマリオ・バターリやコメディアンのジミー・ファロンが来店。初日には、ビル・デブラシオ市長も立ち寄っている。