MTAの新型車両を公開 遅延問題の救世主なるか

 ニューヨーク州都市交通局(MTA)は、6日まで地下鉄7番線の34丁目ハドソンヤード駅で新型車両の模型を展示している。
 新型車両にはデジタルディスプレイを設置し、各停車駅までの所要時間をリアルタイムで表示する。ドアは従来よりも8インチ(約20センチ)広く、乗客の乗降をスムーズにし、各駅での停車時間を短縮するよう設計されている。また、これまで車両の両端に設置されていた座席を撤去し、折りたたみ式の座席を導入するなど、より多くの人が安全で快適に乗車できるよう工夫されている。
 新型車両は2020年に試験運転を予定しており、MTAは9日までフェイスブックやツイッターを通して、新型車両について意見や感想を募集している。

最終日となる6日の展示は午前11時から午後7時まで=4日午後5時30分撮影 (photo: Akihiko Hirata / 本紙)

最終日となる6日の展示は午前11時から午後7時まで=4日午後5時30分撮影 (photo: Akihiko Hirata / 本紙)