ブルックリン区ブルックリンハイツのビル屋上に約半世紀にわたって掲げられていたウォッチタワーの赤い文字が６日、撤去された。マンハッタン区ダウンタウンからハドソン川超しに見えたニューヨークおなじみの風景がまた一つ消えた。
ウオッチタワー（ものみの塔）とは宗教団体エホバの証人が発行する冊子のこと。同地にはエホバの証人の世界本部が長くあったが2016年、ビルを複数の不動産開発会社に売却。高さ15フィート（約4.6メートル）の文字は、ニューヨークポストの報道によると、移転先のニューヨーク州オレンジ郡ワーウィックに運ばれるという。オリジナルの看板は70年以上前に設置、1969年から現在の形に変わった。
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