一手間かかったNYドーナツ 全米トップ10にも選出

 屋台やデリで買ったドーナツとコーヒーを手に出勤するニューヨーカーは、この町ならではの風景。市民の生活に根付いたドーナツも近年は一手間かかったものが登場し、話題になっている。
 年の瀬も迫った20日朝、今年の「全米ドーナツ店ランキング」で9位に選出された「ドウ」に足を運んでみた。グランドセントラル駅隣のフードホールに入る店には赤い「ハイビスカス」や黄色い「パッションフルーツ」など、眺めているだけで楽しくなる商品が並び、会社員や観光客がひっきりなしにやって来る。ドーナツは1個3ドル25セント(約370円)からと決して安くないが、「いつもの」を買ってすぐに立ち去る人、目移りしてなかなか決められない人で、客足は途絶えない。

グランドセントラル駅隣にあるフードホール「アーバンスペースバンダービルト」内にある「ドウ」 (photo: Akihiko Hirata  / 本紙)

グランドセントラル駅隣にあるフードホール「アーバンスペースバンダービルト」内にある「ドウ」 (photo: Akihiko Hirata / 本紙)

nynews171220-front03

nynews171220-front02