【1月29日付シラキュース・ドット・コム】共和党が多数を占めるニューヨーク州議会院内副総務のジョン・デフランシスコ上院議員(71、共和)は1月29日、今年11月に実施される州知事選への出馬を表明した。
同日、出馬手続きを済ませた同議員は、昨年12月からキャンペーンを続けている下院院内総務のブライアン・コルブ議員および先月初めに出馬を表明したエリック郡のジョール・ジャンブラ元郡長に続き、共和党からの3人目の候補となる。
共和党からの指名獲得を目指すデフランシスコ上院議員のキャンペーンは、同月30日午後、オノンダガ郡サリアのエレクトロニクスハイウェーにあるホリデーインでの集会を皮切りに開始。公職に就いて40年目となる同議員は過去にシラキュース教育委員およびシラキュース市議を務め、1992年から上院議員を続けている。これまでに一度も選挙で負けたことがない。
キャンペーンの最重要課題は州の経済政策。アンドリュー・クオモ知事の2期にわたる経済改革政策を「失敗」と非難、「ニューヨーク州への転入者よりも転出者の数が多いのは、絶望的な状態を示している。税金や料金を引き上げ続け、州内の企業を窮地に追い込んではならない」と述べた。