女性射殺の巡査に無罪 一貫して正当防衛主張

 ブロンクス区のアパートで2016年10月、精神疾患のある女性を射殺し第2級殺人などに問われていたニューヨーク市警察(NYPD)のヒュー・バリー元巡査部長に15日、全ての罪状において無罪判決が下された。
 同巡査は、当時66歳のデボラ・ダナーさんがバットを振りかざしたため危険を察知し、発砲したと説明していた。現場にいた別の巡査などの証言とは食い違っていたが、同日、同巡査は改めて正当防衛を主張した。