キニピアック大学が14日発表した最新の世論調査から、ニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事（民主）の支持率が伸び悩んでいることが明らかになった。
３期目の当選を目指している同知事を「支持する」と答えた人は州全体で47％。昨年７月の同調査の46％よりわずかに上昇したものの、再選には暗雲が漂っている。アップステートだけで見ると支持率は40％。民主党支持者の支持率が68％である一方、共和党支持者の不支持率は77％と手厳しい。しかし、再びクオモ知事に「投票する」と答えた人は州全体の半数近くに上り、ニューヨーク市内の支持率は53％だった。
「クオモ知事のどのようなところを支持するか」との質問に対しては、64％が「リーダーシップ」、43％が「信頼できる性格」と回答した。
同時に行われたチャック・シューマー議員（民主）の支持率は53％と、1999年に当選して以来過去最低となった。トランプ大統領（共和）を「支持する」と答えたニューヨーカーは30％にとどまり、出身州での不人気が浮き彫りとなった。ビル・デブラシオ市長の支持率は42％だった。
アンドリュー・クオモ州知事（photo: Diana Robinson）
