【13日付lohud】宝くじ売り場の当選実績をまとめた調査結果から、最も当たりやすい店が判明した。
対象は2012年から17年の間に5000ドル(約53万4000円)以上の賞金を出した約2万5000本の宝くじ。そのうち、最も当選者を多く出した売り場はマンハッタン区のペンステーションにあるニューススタンド「カールトンカード」だった。同店の宝くじ販売数はニューヨーク州で最多、その売り上げは毎週約25万ドル(約2670万円)に上る。
当選確率はどこで購入しても変わらないとされるが、当選実績で人が集まる店も多い。その1つがウェストチェスター郡ヨンカーズにあるコンビニで、15年に数字選択式宝くじ「メガミリオンズ」の当選者を出してから購入者が急増したという。
しかし、メガミリオンズに当選する確率は約3億分の1で、中にはこの5年間で当選くじを4枚しか販売していないのにもかかわらず、当時最高額のメガミリオンズ当選者を出したガソリンスタンドもある。
ニューヨークは全米でも宝くじの販売数が多い州で、昨年は宝くじによる収益が約100億ドル(約1兆円)に上った。この収益のうち約30億ドルが州の教育予算に充てられている。