日本航空（ＪＡＬ）は28日からグランドセントラル駅のバンダービルトホールで「Journey to the World of HOKUSAI」を開催。江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎を通じて日本文化に触れてもらおうとの試みだ。北斎の浮世絵漫画上映は米国初。 デジタル化した漫画から切り抜いた約1000のイラストを、４Ｋ技術採用の270インチの巨大スクリーンに上映。マウスで「触って」拡大して見ることができる。北斎の作品に写り込める写真ブースや日本酒の試飲、極小折り紙の実演もある。３月３日まで。
北斎漫画を「触って」拡大できる「Touch the Hokusai Manga」。東京都の印刷会社、凸版印刷がスキャンした北斎漫画から手作業で約1000のイラストを切り抜いた。日本以外で上映されるのは初めて＝28日撮影（photo: Yuriko Anzai / 本紙）
「富嶽三十六景」の「相州梅沢庄」の中に写り込める写真ブースで撮った写真。ＪＡＬの飛行機ともコラボ。無料で体験、ハードコピーがもらえる他、ＱＲコードからダウンロードもできる
