【2月28日付ニューヨーク市発表】ニューヨーク市は2月28日、13歳から24歳までの若者を支援するプログラム「ジェネレーションNYC」を立ち上げた。
シャーレーン・マックレイ市長夫人らが主導する同プログラムは、情報交換サイトを通して相談を受け付けるなど、若者の将来の支援につながる取り組みを行っていく。専用サイト内の「トピック」では大学入試から就活、アパート探し、メンタルヘルスや性教育など、若者が直面する課題や悩みに関する情報を入手することができる。「インスピレーション」には市内に住む若者のインタビューが掲載されており、それぞれが夢を実現するまでにたどった道のりを知ることができる。「トリップ」には市内で行われている無料イベントなどが掲載されている。
同サイトは若者に知識や情報を提供するだけでなく、活用できる支援施設やサービスなどを知らせる役割も果たす。マックレイさんは「大都会ニューヨークで育つのは大変なこと。簡単に有益な情報にアクセスできる支援体制作りが大切だ」と述べた。