【4日付amニューヨーク】少数党院内総務のチャック・シューマー連邦上院議員(ニューヨーク州選出、民主)は4日、全米の10代の若者からの支援を受けた、銃規制を厳格化する3項目の法案を発表した。同法案には、①全ての銃購入者に対する身元調査②危険性のある銃所有者に対する保護命令③フロリダ州パークランドの高校で先月、17人の死者を出した銃乱射事件で使用されたAR15ライフルなど攻撃用武器の禁止、などが含まれる。
マンハッタン区レノックスヒルの学校前に児童・生徒らと共に並んだ同議員は、「わが国はこれ以上銃による暴力に目を背けることはできない。学校で子どもたちが、銃で撃たれることでなく試験のことを心配できるようにするため、何か現実的な措置を取らなければならない。われわれはあまりにも多くの事件を見てきた」と立法の必要性を訴えた。
同議員によると、全米の数百人の高校生および大学生が同計画を支持し、ワシントンDCやその他十数の都市で今月、銃規制を訴えるマーチを予定しているという。
「#ネバーアゲイン」と書かれたプラカードを掲げた同議員は、「生徒たちの力で法案を本会議での票決に持ち込む」と宣言した。