トリックアートで訪日気分 ジャパンウィーク

 日本の文化に触れてもらい、訪日を促進する「ジャパンウィーク 2018」がグランドセントラル駅のバンダービルトホールで14日から始まった。今年で7回目。広島県の厳島神社や東京都の浅草寺をテーマにした7枚の3Dトリックアートで写真撮影できる他、約15のブースが出展し日本食や日本製品を紹介。抹茶アイスクリームや天重の他、手ぬぐいなどグッズの販売もする。
 主催する日本政府観光局(JNTO)によると、訪日米国人数は7年連続増だが商用が多く、観光訪日客は伸び悩んでいるという。同日の開会式で松山良一同局理事長は「トリックアートで日本に行ったかのような気分になり、訪日につなげてほしい」と話した。17日まで。

広島県厳島神社をテーマにしたトリックアートで撮影に応じる松山良一・日本政府観光局理事長。撮影した写真を写真共有アプリ「インスタグラム」にハッシュタグをつけて投稿する写真コンテストも開催=14日撮影(photo: Yuriko Anzai / 本紙)

広島県厳島神社をテーマにしたトリックアートで撮影に応じる松山良一・日本政府観光局理事長。撮影した写真を写真共有アプリ「インスタグラム」にハッシュタグをつけて投稿する写真コンテストも開催=14日撮影(photo: Yuriko Anzai / 本紙)

夏祭りをテーマにしたトリックアート(右)

夏祭りをテーマにしたトリックアート(右)

大戸屋のブースではカツサンドや天ぷら重を販売

大戸屋のブースではカツサンドや天ぷら重を販売

BOOKOFFのブースでは3ドルから漫画や小説が買える

BOOKOFFのブースでは3ドルから漫画や小説が買える

五色印刷のブースではうちわやカレンダーを無料配布

五色印刷のブースではうちわやカレンダーを無料配布

ANAのブースでは仮想現実(VR)でチェックインカウンターなどの疑似体験ができる

ANAのブースでは仮想現実(VR)でチェックインカウンターなどの疑似体験ができる